茂平治さんの丹沢むかし語り

毎回、素敵なゲストをお迎えしてお話を聞く「丹沢よろずカフェ」。
9月27日のカフェは、そんな中でも、とっておきのお方をお招きします。
もう本当に本当にすばらしい方なのですよ。

小宮茂平治さん。昭和10年上秦野村(今の秦野市上地区)生まれ。
山深い里で自然に寄り添う暮らしの傍ら、丹沢の山歩きを楽しんでこられ
初代みやま山荘(丹沢山山頂の山小屋)建設時は
ヘリコプターなどない時代、材木を背負って通われたそうです。
さらに、60歳代後半でヒマラヤのアマダブラム(6,812m)登頂、
丹沢アルプホルンクラブ設立、今も愛車フェアレディZを運転して
富士山にアルプスに通う、現役登山家でいらっしゃいます!
丹沢の生き証人からどんなお話が聞けるか、お楽しみに。

山道具

日時は、9月27日(土)15時に小田急線渋沢駅集合。
会場は、茂平治さんのご自宅をお借りします。
行きは車、帰りはヒガンバナ咲く四十八瀬川沿いをお散歩して渋沢駅へ。
解散は18時ごろですが、もっとお話したい方のために、二次会も企画します。
参加費は、500円(プラス、行きのタクシー代の実費割り勘500円くらい?)
お車で直接会場に行きたいという方は、丹沢自然学校までご相談ください。

ご参加には申し込みが必要です。丹沢自然学校ウェブサイトからお願いします。
定員は20名。ぜひ、お早めにどうぞ。
事務局としても、とっても楽しみにしている、超おすすめの★★★企画です!
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地学ツアー

11月28日、快晴。
この日は、いつもの山や沢のツアーとはひと味もふた味も違う
「地学を学ぶ」ツアーです。

歩く前に、まずは室内で、予習の時間。

地層を見て、お勉強
地層を見て、お勉強。

素晴らしい景色を見ても、お勉強。

川の流れで、お勉強。

石を拾って、お勉強。

もちろん、お勉強ばかりしてたわけではありませんよ。
お弁当には、淹れたて・あつあつのお茶をサービス。
自然学校メンバーが作っている、無農薬有機栽培のお茶なのです。

おいしいみかん
収穫作業中のみかん農家にお邪魔して
美味しいおみかん、たくさん譲っていただきました。

大きな椅子
大きな椅子?で遊んでいるのは、ガイドです。
(不真面目でスミマセン。)

キヅタの紅葉
今シーズン最後の、素敵な紅葉にも出会いました。

洒水の滝
ツアーのゴールは、洒水の滝。合計114mにもなる3段の滝です。

富士山をバックにパチリ。
みなさんの知的好奇心は、満たされましたでしょうか。

寄の歴史

寄を起点としたツアーが始まります。


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それれに先駆けて福昌院の平賀住職に寄の歴史についてうかがいました。
縄文中期(5000年前ころ)からはすでにこの地に人が住んでいたとのことなど、多くの興味深いお話をうかがうことができました。

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樹齢700年といわれる寄神社の大銀杏。神社の窓が寺院のものであるのはこの神社の歴史を物語っています。
大銀杏の由緒書は平賀住職が記してます。

世附の百万遍念仏を観てきました

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続けて4枚の写真をご覧頂きました。
これは、丹沢の麓、山北町向原にある能安寺(のうあんじ)というお寺で行われた神楽の一部です。

2月15日(日)、世附の百万遍念仏を観てきました。
大きく分けると、百万遍念仏と神楽があります。
302個、長さ9メートルの大数珠を巨大な滑車に取りつけて回転させるというもので、全国的に見ても珍しい行法なのだそうです。発祥は、一説によると600年前の南北朝の時代とも伝えられているようです。

百万遍念仏の後は、神楽が行われます。
これは始まったときからあった訳ではなく、18世紀末から19世紀初めに、甲州か伊豆の方から流入したようです。
獅子の舞は四曲、その間に行われる遊び神楽(狂言)が三曲上演されます。
上の写真は、その様子で、最初と2枚目の写真は、ヒョットコの面を着けて踊る二上りの舞、3枚目は弊の舞、一番下の写真は鳥さしの舞と呼ばれる舞です。

道場の天井には、スゲ草で編まれた縄に、五色(赤・白・青・黄・黒)の弊を下げて、しめ縄として張ってあります。
一番最後に、道場の中央に大太鼓を置き、その周りに念仏衆と言われる人たちが集まって「融通念仏」を十回唱え、それが終わると同時に、天井のしめ縄を、見物人を含め、皆が奪い取るというカガリということが行われます。
このしめ縄を家の戸口に掛けると疫病よけになるそうです。
ただ、この日は、フライングで取る人が多く、6回目で争奪戦が始まってしまいました。御利益が薄れることはないでしょうか。
ちなみに、百万遍念仏は「六斉念仏」という念仏を唱えるそうです。

今回は、百万遍念仏を行っている時間に間に合わず神楽の写真しかありません。ご了承下さい。

お正月、節分が続き、もうすぐひな祭りの時期になります。
麓の町では伝統行事を始め、色々な行事が行われているので、そのような行事を観るのも面白い!!と感じた一日になりました。
最後のほうの、「融通念仏」は短い言葉を、何度も繰り返すので、いわゆるミニマルミュージックのような感じがします。念仏が終わってからも、頭の中で鳴っている感じがして、しばらくの間、頭から離れませんでした。

さて、世附の百万遍念仏と名前に「世附の」とつきますが、これは地名です。
世附は丹沢湖が出来るときに湖底に沈んだ地域で、お寺を今の場所に移して、引き続き保存会の方が中心となって続けられているとのことです。(世附は、今も地名として丹沢湖の湖畔に残っています。)

(いがいが)

大山道調査速報展を見てきました

伊勢原市立中央公民館で行われている「人・もの・心が行き交う道 -再発見大山道調査速報展-」を見てきました。(見学日:11月1日)

展示は、写真と地図で構成され、展示物は40点くらいなので、時間をそれほどかけずに見ることができます。

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   展示の模様

伊勢原市教育委員会が平成19~20年度の2年に渡り、再発見大山道調査団(市文化財保護委員・いせはら歴史解説アドバイザーなどで構成)が大山に関する調査を行っており、その中間報告になるとのことです。
今回は中間報告ということですが、調査終了後に計画されているという大山道に関する地図や案内本の刊行に期待したいと思います。

ここからは、大山信仰について、簡単に触れておきます。
大山の阿夫利神社の歴史は古く、平安時代の資料に名前が出てきており、最近の研究では7世紀には、すでにあったと考えられています。また、大山寺も奈良時代に開創されたと伝えられています。
江戸時代なると家康が大山改革を行い、さらに三代将軍家光は大山寺の伽藍の大改修を行い、代参として春日局が参拝したと言われています。
大山参拝の最盛期は、18世紀中頃で、その頃の夏山期間には20万人の参拝客が押し寄せたようです。

大山は、明治維新後の神仏分離までは、不動堂から山頂の石尊社へ至る参道は通常は施錠されていて、夏山期間の旧暦6月26日~7月17日だけ扉が開かれていました。
このような短い期間ではあるものの、関東一円、さらには新潟・福島南部・長野中央部・山梨・静岡・さらには伊豆諸島など各地に大山講があり、このような地域から多くの人が大山道を通って大山に行くため、大山道の周辺では大きな経済効果があったと考えられています。
なお、道は陸路に限らず、海や川も使われていました。

大山道沿いには、参拝に行く人のための道標があり、それは現在も各地に残っていて、今回の調査でも詳細に調べられています。
また、浮世絵などの当時の絵にも道標が描き込まれているものがあり、当時の大山道やその往来の様子を知る手がかりになります。
伊勢原周辺にある道標は、日向石・七沢石(昔は大山の麓で採れ、今では採れなくなったものの外国産の石を使ったりして、現在でも日向周辺では昔からのなごりで石材加工業者が点在しています)と呼ばれる石材で、二百数十年経過するものも多く風化が進んで壊れる寸前というものが増えてきたようで、少々残念です。

これらの史跡を巡るのも面白いと思いながら、帰途につきました。


「人・もの・心が行き交う道 -再発見大山道調査速報展-」は、11月9日まで開催。
伊勢原市立中央公民館1階ロビーにある展示ケース内に展示があります。
大山の帰りなど、ついでの際に立ち寄ると面白いと思います。



※伊勢原市教育委員会さんに、展示会の紹介およびその展示の模様を写した写真を、このブログへ掲載することについて相談し、許可を頂いております。


(いがいが)
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