檜洞丸のゴヨウツツジ(シロヤシオ)を見てきました

例年、5月の上~中旬頃から咲き始めるゴヨウツツジ(シロヤシオ)の様子を見に、5月17日(土)に檜洞丸を歩いてきました。

●バスが増発
新松田から出ている西丹沢行きのバスに乗るため、6時40分くらいからバス停にいましたが、この時期は人出が多く、見る間に列が長くなっていきました。
この日は、定刻7時20分のバスの前に増発バスとして7時10分に1台先行して出発しました。
なお、バスは満席になったところで出発していたので、全員ゆったりと座って行くことができました。

●新緑がいっぱい
今回は箒沢公園橋から檜洞丸を目指します。
きちんと枝打ちされた人工林の中を進みますが、余計な枝が無いため朝の斜光線がまぶしく感じられます。
沢を一度渡りますが、このあたりで天然林になり新緑の黄緑色の中を進みます。
このあたりは暗くなったりすると道がわかりにくかったのですが、ピンク色のテープが付けられて安心して歩けるようになっています。
堰堤をハシゴで登り、やりすごしますが、このあたりでは沢を見ながら歩くので爽快でした。
途中、ザレた所などがあったりして歩きにくいのではありますが、一枚岩の登りにステップが切ってあったりして、以前と比べると少しは歩き易くにはなっています。
この後は、一本道で迷う所は無いと思います。

●通行止めに注意
このコース上には通行止め区間はありませんが、現在、このコースから分岐する登山道に通行止め区間があります。
ヤブ沢ノ頭と石棚山との間に、西丹沢県民の森を経由して玄倉に抜ける分岐がありますが、西丹沢県民の森で工事が行われているため通行止めになっています。
また、テシロノ頭とツツジ新道分岐との間にある同角山稜への道も通行止めになっています。
それぞれ、分岐の所に注意書きの看板がありますが、計画を立てる際にはご注意を。

●ゴヨウツツジ(シロヤシオ)
急な登りが続きますが、途中でゴヨウツツジの白い花で一杯の木を見つけました。
シロヤシオツツジ

そして、花を見るとこんな感じです。
シロヤシオツツジ花


●今は1000メートル付近
大体、1000メートルから1200メートル付近で、満開のゴヨウツツジの木があるようです。
でも、日当たりなどの条件によって場所により違いますが、そろそろ見頃になってきているようです。
ただ、それから上の方は、まだツボミでしたが、平年並みにはツボミを付けていましたので、これから2~3週間は楽しめそうです。

●ミツバツツジとトウゴクミツバツツジ
濃いピンク色のミツバツツジも、同じような高度の地点で花が咲いていましたが、ゴヨウツツジよりも少し遅れて咲き始めるようなので、ゴヨウツツジが満開でも、ミツバツツジはまだツボミの方が多いという場所が多くありました。
また、トウゴクミツバツツジの花は、まだ、見つけることが出来ませんでした。
トウゴクミツバツツジと普通のミツバツツジの違いは、おしべの数がトウゴクミツバツツジの方が多いので、これで見分けています。トウゴクミツバツツジのおしべの本数は10本あります。

●オオバイケイソウとマルバダケブキ
シカが食べないためなのか、オオバイケイソウとマルバダケブキがテシロノ頭あたりから見ることが出来ました。それぞれ夏に花を咲かせます。
バイケイソウ
オオバイケイソウです。

マルバダケブキ
こちらがマルバダケブキです。

●シカと植生保護柵
シカが増えて、植物、特に草の類が食べられて少なくなっていると、以前から問題になっています。
檜洞丸の登山道沿いに、植生保護柵が設けられてます。
植生保護といっても、もともとシカに食べられて、下草が無い状態のところに柵で囲っただけで、種を蒔いたり、苗を植えたりしたわけではありません。でも、そのようなところでも、草が自然に生えてきます。
植生保護柵

写真の真ん中が柵で、左側が柵の内側、右が柵の外側でシカがここまで来ます。
一目瞭然で、人が下草刈りをしたわけでも無いのに、全く笹が無い状態です。
逆に、柵の内側は、笹が復活していて、シカが増える前の丹沢が笹に覆われていたという昔の話を、実感できました。

●夏鳥のさえずり
この日は、この時期に西丹沢の山で、よく声を聞くことが出来るコマドリ、ツツドリ、ジュウイチ、ホトトギス、ウグイスなどのさえずりを聞くことが出来ました。
春から初夏に季節が移り変わってきたことが、植物以外にも鳥の声からも感じることが出来ました。

●天候悪化
この日は朝の予報で、寒気の流入により大気の状態が不安定になるとの予測が出されていました。
このため、常に空に注意して歩いていましたが、ツツジ新道との合流付近で、東に真っ暗な雲が見えてきました。こちらに来る可能性があったので、山頂まであと600メートルというところで、山頂には行かずに下山することにしました。
山小屋泊まりであれば、迷わず進んでいましたが、日帰りの予定でいたため、そしてゴーラ沢出会で橋が流されているため徒渉する箇所があり、増水で徒渉が難しくなる可能性もあるためです。
結局、本格的に雨が降り出したのは登山道から舗装道路に出るところだったためカッパすら使わずに、傘を差すだけですみました。
雨よりも雷を心配していたため、AMラジオで雷が発生していないことをところどころで確認していました。
雷チェックですが、これはAMラジオで、放送が無い周波数にダイヤルを合わせて、数分間聞き続けます。
雷が発生していると雷特有のガリッとかガリガリとかいう感じの雑音が聞こえます。
遠い所の雷の雑音が入ることもありますが、観天望気で入道雲が近くにあるかどうかなどで、補って判断しています。


※写真はサムネイルになっています。それぞれの写真をクリックすると、その写真を拡大して見ることができます。

(いがいが)
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シロヤシオツツジ

なおきちです。ブログ開設、おめでとうございます。
はからずもコメント第1号となってしまいました。

僕は17日に丹沢山の天王寺尾根を歩いてきました。
シロヤシオは標高1,100~1,200mあたりで、5~8分咲き。
花のつきは、ものすごく、と言うほどではないものの、良いですね。
今年は、3年ぶりにツツジのトンネルが楽しめそうです。
それから、天王寺尾根ではアセビの花が満開でした。

ではでは。みなさん、いいツアーづくり、頑張ってください。

ありがとうございます

なおきちさま!コメント有難うございます
これからも、応援よろしくお願い致します★v-263
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