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用木沢出合から犬越路、神ノ川へ(其の弐)

(西丹沢自然教室から用木沢出合を経由して犬越路まで間は、其の壱をご覧下さい。)

犬越路から神ノ川方面への道は、始めは広葉樹の森になっています。
犬越路付近の広葉樹

そして、歩いた翌日は、北丹沢12時間山岳耐久レースが開かれるようで、この日すでに指導標や木などに、順路を示す表示がありました。
北丹沢マラソン

しばらく下ると、昨年の台風による土砂崩れの跡と思われる箇所が何カ所もあります。
土砂崩れ跡

中には、土砂崩れにより表皮がはがれてしまったと思われる木もありました。
土砂崩れにより樹皮はがれ

神ノ川ヒュッテの手前で、マラソンの登り旗がたっていました。
ノボリ

昨年の台風の土砂崩れで、1階部分が壊滅的な被害を受けた神ノ川ヒュッテの前庭では、翌日開催されるマラソンの準備が行われており、テントが張られていました。
神ノ川ヒュッテ


神ノ川にある宿泊施設かと見紛うような立派な公衆便所です。故障中なのか手洗い場の蛇口から水が出ませんが、建物の脇にある壁から水が出されていて使えるようになっています。(ただし飲用不可)
公衆便所
この近くにあるベンチで昼食をしていると、ゲートの先にある滝の写真を撮りに来たという方も来て、一緒に食事をしていました。
この方は、津久井の方にお住まいで、津久井では相模原市になってから不便になったと嘆いていました。
お役所が絡むことで大事なことは、地元の支所ではなく、相模原まで出向いたり、お伺いを立てなくてはならなくなって不便なこと、バスの便が減ってお年寄りには大変であることなどなど、色々な話をしてくれました。
また話が飛んで津久井の伝統について話をされていたときに、津久井では、今でも「講」が残っていて、大山講と御嶽講(青梅の御嶽山)に農閑期の冬の時期に行っているんだという話をしてくれました。
非常に興味を持ったので、一度、調べてみたいと思っています。

食事後、歩き始めて、すぐの所に、神ノ川ヒュッテの利用不可を伝える看板と、最近、犬越路から200メートル下った付近でクマが目撃されたという看板がありました。
熊情報

この先、林道を歩いて行くと北丹沢の先駆者の角田忠治氏の住まいがあったという案内板と石碑がありました。
角田忠次

角田忠次石碑

さらに進むと折花神社があります。
折花神社

折花神社由来

約2時間、ひたすら林道を歩いて着いた音久和(おんぐわ)集落付近で、道の先が道路冠水していて・・・。いえいえ、よく見るとかげろうというか蜃気楼の一種の「逃げ水」がみられました。
歩いて進むと、その先に、また進むと、そのまた先へと、水のように見えたものが逃げて行ってしまいます。
逃げ水
以前、未舗装だったころは、照り返しがなかったためか、それほど暑さは感じませんでしたが、今回は暑く感じました。でも、車が通るときに舞い上がる土埃が無いだけ楽かも知れませんが。
林道をとぼとぼ歩いていると、軽トラで通りかかった民宿の両国屋のご主人が、(何の面識も無いのに)送っていくよと言ってくれたりしてありがたかったです。(林道を歩くのも目的の一つなので、丁重に遠慮させて頂きましたが、その後、バス通りまで出て歩いていたところ、またまた声をかけて下さり、いやしの湯まで送って頂きました。いやしの湯のある奥相模湖周辺では、早くもアブラゼミが鳴いていて、ちょっと驚きました。)

音久和集落のある畑です。以前に比べると、作物を作っていない畑が増えたような気がします。
音久和集落付近
この近くで、おばあさんが木陰にいたので挨拶をしたところ、暑いから日陰から出るのが嫌でね、という話をされていました。途中で、マラソンの準備をしているのを見かけたと話したところ、去年までは家の前の道路に出て応援していたんだよと話をしてくれました。
また、近くにいやしの湯があるからと紹介してくれたりしました。
ここは、何にもないところだけれど、ゆっくりしていきなさいと言われましたが、すばらしい自然と景色そして人情がある場所だと感じて帰ってきました。
その後、別の場所でおじいさんに会いましたが、道案内をしてくれたりと、これまた暖かいおもてなしをして頂きました。

三ヶ木行きバス乗り場がある東野(ひがしの)の様子です。ここは、姫次・黍殻山・袖平山などの登山口でもあります。(そちら方面に行くには商店の左側にある道を進みます)
東野
ここにある民宿では、500円で風呂に入ることができます。(温泉ではありませんが)
この日は、翌日のマラソンの宿泊客で満員で、近くの民宿も軒並み満員とのことでした。そのため、中には山梨の大月にある宿に泊まる人もいるという話です。
なにしろ、走者が千六百人を越すといいますから、半端ではありませんね。
自然保護関係者には登山道を荒らすということで悪名高い山岳マラソンではありますが、町の活性化(民宿の利用とその周辺の商店の利用[缶ビール等を買っている人もいました]、そして、行き交う町の人たちも[お祭りの時のような]活気がありました)には一役買っているようです。(コースを登山道ではなくて、林道だけにするなどの方法は無いのでしょうか?)

なお、ここからはバスの終点の三ヶ木まで行き、ここで橋本駅(北口)行き、または、相模湖行きのバスに乗り換えて帰路に着くのが一般的のようです。
ただ、ここから三ヶ木へ行くバスは、休日は、朝と夕方の2本だけなので、注意が必要です。
到着時間が遅くなりそうな場合は、民宿等に泊まることを念頭においておいた方がよさそうです。

この日、山の中では自然の驚異(恐ろしさと言っても良いですが)を見てきましたが、集落まで来ると温かな人情に触れることができて、楽しい山旅となりました。
車で行くのは早くて、目的地に直接行けて楽だし、バスと違って色々な所に立ち寄ることも出来てそれはそれで魅力ですが、歩きで行くと車では見落としがちな場所での発見や出会いがあったりして、のんびり歩くのも良いと改めて感じた一日になりました。


(いがいが)
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